おきつね本舗(おきつねバーガー) がおすすめのワケ
愛知県東部にある豊川市。ここに京都の伏見稲荷大社と並んで日本二大稲荷と言われている豊川稲荷があるのをご存知でしょうか。
年間を通して多くの観光客が訪れる場所ですが、今回はその豊川稲荷ではなくそのすぐ傍の昭和レトロな雰囲気のお店が軒を連ねている商店街の中にある「おきつね本舗」というお店をご紹介します。
ここら辺はお稲荷さんが有名で、もちろんここおきつね本舗にも大人気のお稲荷さんはありますが、是非とも食して頂きたいのは「おきつねバーガー」です。
元うどん屋が開発し2007年から販売を開始後、メディアでも度々取り上げられとあるB級グルメの勝負で優勝を果たした経歴を持つご当地最強(?)の究極のB級グルメです。
なんとなくネーミングから想像できる通り、バンズの部分が油揚げで出来ています。
この油揚げもこだわっていて、肉厚の油揚げを一度揚げてから秘伝のタレを塗って焼くというかなりの手間をかけて、香ばしさとパリパリの触感を実現しています。
中に挟む素材もパリパリのレタスにシャキシャキの玉ねぎと触感にはかなりのこだわり有り。サクサクのとんかつと相性の良いタレは、元うどん屋だから出来る深みのあるかえし麺つゆを使用。酸味のきいたケチャップ味でまとめています。愛知県らしい味噌味もご用意。
他にも白いなり寿司・五目いなり・わさびいなり・炙り五目いなり・味噌カツいなりとお稲荷さんも大人気。
中でも1番人気はわさびいなり。豊川いなり寿司食べ比べ選手権の第1回大会のグランプリに輝いた商品です。
色々食べたい欲張りさんには詰め合わせもあります。
ちょっと変わったいなりまんは、中に五目いなりが入っていて大葉でさっぱりと食べられます。
おきつね団子・甘酒(11月~3月までの期間限定)・まるっとイチゴ100%・カキ氷(5月~10月期間限定)など甘未が楽しめるのも嬉しいポイントです。
ちなみにホームページなどを検索するとお持ち帰り専門店と出てきますが、買った後隣の喫茶店シャモニーへ持ち込んで食べることが出来ます。
正直言って食べやすいとは言えず、片手で持って軽く食べるのには向きません。落ち着いて座って食べることを推奨致します。
商店街なので他のお店やお土産物屋さんもあるので回ってみてはいかがでしょうか。
余談ですが、この豊川稲荷は実は神社ではなく曹洞宗の寺院で正式の寺号は妙厳寺(みょうごんじ)です。
商売繁盛の神様として全国的に知られています。
1441年(室町時代)に創建されて以来、愛知県らしく名だたる武将や天下人が深く信仰し、現在でも500万人以上の参拝客が足を運びます。
奥にある霊狐塚は狐の石像が1000以上並んでいます。ここをパワースポットとしてメインに来られる方も大勢います。
手前にある大黒様もご利益がすごいとのことで、そのご利益にあやかろうと削り取ったあるそうな・・・。昔は削り取ったものを財布に入れておくとよいという話もあったようですが、なでるだけで十分ですので優しくなでてください。
日本最古の現役郵便ポストもありますので興味がある方はそちらも撮影スポットかと思います。
初めて訪れるなら豊川市観光案内所によって割引券付きの稲荷寿司の情報や参拝順路などを入手しておくと便利ですよ。
商店街に入る前から街のいたるところできつね様がお出迎え。福徳開運の恩恵を受けて商店街を散策し、ご当地おきつねバーガーを食して男の一人旅を満喫しましょう。
お寺の前ということで12/31~1/1にかけてはテイクアウトのみのオールナイト営業し、1月は無休で営業しています。
それ以外の時は基本的に火曜・水曜が定休日です。
わさびいなりも大人気ですし、お稲荷さんは商店街の他のお店でも手に入りますが、ここまで来たらココでしか食べられないおきつねバーガーを食べずして帰宅はできません。行く前に売り切れていないかなど確認はしておいたほうが確実です。
おきつね本舗の住所 | 愛知県豊川市門前町1 |
おきつね本舗の時間・料金 | 営業時間10:00~17:00 ※1月は8:00~18:00 12/31~1/1にかけてはテイクアウトのみのオールナイト営業 定休日 火曜・水曜(1月は無休) 料金 おきつねバーガー320円など |
電車(アクセス) | JR豊川駅から徒歩5分 名鉄「豊川稲荷駅」から徒歩5分 |
バス(アクセス) | 豊鉄バス「稲荷前停留所」から徒歩2分 |
車(タクシー) | JR豊川駅より約600円(10分) |