金沢21世紀美術館 がおすすめのワケ
街に開かれた公園のような美術館、市民に寄り添ったそんなコンセプトのミュージアム、それが金沢21世紀美術館です。
石川県は金沢市内に位置し、風光明媚な国の名勝「兼六園」からも歩いて向かえる、フォトジェニックな近代アートを楽しめる金沢の新しい観光スポットとして注目を浴びています。
金沢21世紀博物館は企画展と常設展に分かれ、日本国内外の近代作家作品を多く所蔵し新しい文化の創造をテーマにしています。
美術館の象徴にもなっている作品はスイミングプールです。レアンドロ・エルニッヒの作品で、水を貼っていないプールの上下から全く異なる世界観を覗ける新感覚の作品と言えるでしょう。
ただそこにあるだけではなく、人が入り参加することで、一つの作品として完結するというストーリー。
またパトリック・ブラン作の緑の橋は、透明なトンネルを様々な植物で多い囲み、季節の移り変わりを視覚で楽しめるという作品です。こちらもスイミングプールと同じく写真スポットとして賑わいを見せています。
この金沢21世紀美術館の作品は展示スペースだけでなく、エレベーターやトイレ、休憩用の椅子にもこだわりを感じさせるものばかり。館内のラビットチェアに腰をかけ、写真をSNSにアップする姿は館内の日常風景になっています。
なおトイレにも驚きの展示が見られるので、ぜひ金沢21世紀美術館へ訪れる際はトイレも要チェックですよ!
金沢21世紀美術館は有料展示品以外にも、無料で触れることのできる交流ゾーンが用意されています。無料エリアにもいくつかのアート作品が展示されており、芸術に関心がない方もカジュアルに鑑賞できますよ。
周囲の風景をステンレス製の球体に写す美術館のシンボル「まる」は、美術館のランドマークであり、美術館設計者妹島和世 、西沢立衛 / SANAAの作品です。その他にもカラーアクティブハウス、伝声菅として利用できるラッパオブジェなど、無料で楽しめる見どころもたっぷりです。
また美術館には外せないミュージアムショップも併設しており、「欲しくないけど欲しくなる!」、そんな定番の斬新グッズがズラリ。
自由なアイデア、金沢ならではの和のテイストは、定番の文具にデザイナーコラボのバッグからトランプ、甘納豆まで兎に角個性派揃いなので自分用だけでなく、お土産に困った時にもオススメです。
気になる入場チケットですが、コレクション展示の入場券は当日券のみの販売で450円(一般)、コレクション&特別点チケットは1200円(一般)でWEBチケットで予約可能です。また金沢21世紀美術館はベネッセアートサイト直島、森美術館との3館共通のパスを発行しているので、美術ファンの方は要チェック。
金沢21世紀美術館の住所 | 石川県金沢市広坂1-2-1 |
金沢21世紀美術館の営業時間 | 展覧会ゾーン:10:00~18:00(金・土曜日は20:00まで) 交流ゾーン:9:00~22:00 |
金沢21世紀美術館の料金 | 一般:1,200円 大学生:800円 小中高生:400円 65歳以上:1,000円 |
バス | JR金沢駅から 路線バス: JR金沢駅バスターミナル 兼六園口(東口)3番、7番乗り場よりバスにて約10分「広坂・21世紀美術館」にて下車すぐ。兼六園口8~10番乗り場よりバスにて約10分「香林坊(アトリオ前)」下車、徒歩約5分。 まちバス(土・日・祝日のみ運行): JR金沢駅バスターミナル東口5番乗り場から約20分「金沢21世紀美術館・兼六園(真弓坂口)」にて下車すぐ 城下まち金沢周遊バス: JR金沢駅バスターミナル東口6番乗り場から約20分「広坂・21世紀美術館(石浦神社前)」にて下車すぐ |
タクシー | JR金沢駅東口タクシー乗り場から約10分 |
車 | 金沢西ICから 約20分 金沢東ICから 約20分 金沢森本ICから 約25分 |