日枝神社 がおすすめのワケ
東京の赤坂にある日枝神社は、今から約800年前に建てられた由緒正しき神社です。東京にお住まいの方は足を運んだこともあるかもしれませんね。
日枝神社は山の神様「大山咋神(おおやまくいのかみ)」を祭っていることで知られており、様々なご利益があることから老若男女問わず多くの参拝客が訪れています。たとえば、
・商売繁盛
・仕事運
・恋愛成就
・安産祈願
・子授祈願
・交通安全祈願
などが挙げられます。
江戸時代には将軍や大名が事あるごとに、祈りを捧げたことから「祈りの岡」とも呼ばれていたそうです。時代が移り変わろうと神頼みのマインドは変わらず、それぞれの願いを込めて祈願する方が後を絶ちません。
東京都内にもさまざまな神社が点在していますが、日枝神社には興味深いものが境内に存在しています。そう、それはサル!もちろん本物のサルではなく、狛犬ならぬ狛猿が置かれているのです。
山の神様を祭っている日枝神社なので、狛猿が縁や運を運んで来てくれるのかもしれませんね。オス猿に子猿を抱えた母猿などが境内で出迎えてくれるので、ぜひ見つけて触ったみてください。日枝神社には猿に加えて沢山のハートマークを模った文様があり、これらは「猪の目(いのめ)」と呼ばれているそうなので、境内でいくつ発見できるか競争してみるのも面白いかも!?
また日枝神社の鳥居は珍しい山形をしており、「山王鳥居」と呼ばれています。他の神社では見られない形状で、表参道、西参道、裏参道の3か所に設置されています。
日枝神社には都会の喧騒を感じさせないフォトジェニックな観光スポットもあります。古き良き日本を思わせる朱色の千本鳥居は、まるで異世界を繋ぐトンネル。日本人だけでなく、外国人観光客で多く賑わっている見逃せないスポットになっていますよ。
もちろん日枝神社にも宝物殿があり、徳川将軍ゆかりの宝物や国宝が多く所蔵されています。将軍家とのつながりが深い刀剣は30振以上収蔵しており、そのうちの15振は国宝、重要文化財に指定されているので、刀剣好きの男子は必見です。ちなみに入館料は無料です。
なお、隠れパワースポットとして注目されているのが末社です。ようするに神社付近にある小さな神社のことを指しますが、日枝神社の場合は山王稲荷神社と猿田彦神社が末社にあたります。
特に猿田彦神社は仕事運を司る神様が祭られており、ビジネス街を行き交うサラリーマンや上昇志向のバリキャリ女子向けのパワースポットとしても知られているんですよ。
神社に来たら欠かせない御利益グッズもやはり猿だらけ。男女問わず一番人気は猿モチーフのお守り「まさる守」。お土産にもピッタリなので是非。
なお日枝神社の近くには国会議事堂や国立国会図書館もあるので、合わせて見学してみてはいかがでしょうか?
日枝神社 の住所 | 〒100-0014 東京都千代田区永田町2丁目10−5 |
アクセス | 地下鉄(千代田線)赤坂駅(出口2)徒歩3分 地下鉄(南北線・銀座線)溜池山王駅(出口7)徒歩3分 地下鉄(千代田線)国会議事堂前駅(出口5)徒歩5分 地下鉄(銀座線・丸の内線)赤坂見附駅(出口11)徒歩8分 |
開館時間 | 午前9時~午後4時 |
定休日 | 火曜日・金曜日 ※神社行事により休館日が変更になる場合がある |
入館料 | 無料 |