蔵王キツネ村 がおすすめのワケ
以前、猫天国・相島についてご紹介した事があります。正に猫好きの人にとっては、人間より猫の数の方が多いと言われるかの島は極楽浄土のような場所かもしれませんが、日本には他にも動物に囲まれることが出来る場所が存在するのです。
それが、世界的に大人気!キツネたちと触れ合うことのできる珍しい施設、宮城県にある「蔵王キツネ村」です。
もう何年も前ですが、Youtubeの動画が話題となり海外での人気が爆発的に高まりました。そのこともあり、今では日本の有名な観光スポットとして定着しています。
森の中に施設があり、その敷地内には100頭を超えるキツネが放し飼いにされており、お馴染みのキタキツネから、珍しい種類の、銀ギツネ、ホッキョクギツネ(青)、プラチナギツネ、ホッキョクギツネ(白)、十字ギツネと、合計6種のキツネたちが来園者をお出迎え。
園内ではキツネが放し飼いにされており、残念ながらその場で座り込んでキツネたちと触れ合うことは出来ないのですが、後を着いてくるキツネがいたり、お昼頃だとぐうすかぴ!と眠っている可愛らしいキツネを眺めることもできたりして、カメラのシャッターを切る手が止まらなくなります。
順路で立ち止まることが出来ないとは言いましたが、施設内にはエサやり場やふれあいコーナーがあり、従業員の指示に従ってキツネと触れ合うことが出来ます。例年4月下旬から5月にかけてはキツネの子供を抱っこできる期間なので特に人気ですね。キツネの体調や天候によっては注視になってしまうこともりますが、毎日決まった時間に体験することが出来ます。
また、個人的にお勧めなのは冬の期間に行くこと。10月辺りからキツネたちは冬毛に生え変わり、ふわふわもふもふのキツネたちに会うことが出来ます。糞尿の臭いもほとんどないのでストレスが少ないです。ただ、コートの裾や紐など、ゆらゆら揺れるものにキツネたちが興味を持って悪戯をしてしまうことがあるので、服装には気を付けるべきですね。
御伽噺や漫画・アニメでよく取り上げられるキツネですが、中々キツネを間近で見たり、触れたりすることが出来る機会はないですよね。キツネと聞くとかの有名な寄生虫、「エキノコックス」の心配が付き物ですし、不安になる方もいらっしゃるかもしれません。
しかし、キツネ村では開園以来徹底した感染対策を実施しており、なんと現在までの感染者数はゼロといった輝かしい実績を持っています。詳しくはキツネ村の公式HPにも記載されていますが、二重三重の感染対策が行われ、お客さんとキツネたちの双方を守るための細かいルールが取り決められているために安心してキツネと触れ合うことが出来るんですね。
この細かいルールは、お客さんにとってはかなり窮屈に思えるかもしれませんし、従業員に対する悪い口コミが目に付くこともありますが、お客さんを守るためのルールを守ってくれないお客さんがいるのでピリピリしているのかもしれません。楽しく観光するためにもルールは遵守しましょう。
蔵王キツネ村 の住所 | 〒989-0733 宮城県白石市福岡八宮字川原子11-3 |
アクセス | JR東北新幹線「白石蔵王駅」より、タケヤ交通・みやぎ蔵王山麓アクセスに乗車後「蔵王キツネ村にて」下車 JR東北本線「白石駅」より、白石市民バス「きゃっするくん(福岡線)」に乗車後「キツネ村」にて下車 |
営業時間 | 夏期 9:00~17:00 最終入場16:30 冬期 9:00~16:00 最終入場15:30 ※毎年異なるためにTwitterのチェックを推奨 ※冬季営業時間は降雪などのにより変動あり |
定休日 | 水曜日 ※2,8,5月と祝日の水曜日は営業 |
入場料 | 大人(中学生以上):1000円 小学生以下:無料 ※子供一人につき大人一人の同伴必須 |