埼玉川越の小江戸観光　がおすすめのワケ

日本人の心に響く光景というものがあります。懐かしのジブリアニメで見たような風景、どこかのSNSで見かけた絶景などさまざまですが、今回ご紹介する川越はその典型例かもしれません。

埼玉県に位置しているのに小江戸と呼ばれる理由は、江戸との間で栄えた舟運、そして昔ながらの古い蔵が多く立ち並ぶためです。

東京からアクセスしやすい立地、まるで明治、大正時代にタイムスリップしたような錯覚を覚えるレトロ感が人々を魅了し続けています。

ここでは大人の男性が絶対訪れるべきスポットをいくつか紹介していくので、ぶらり一人男旅の参考にしてみてくださいね。（大正ロマンを肌で感じる川越では人力車に乗っての観光も可能ですが、独身男性の一人旅にはちょっと不向きかも）

「蔵造りの街並み」は言わずもがなメインの観光場所で、絵葉書やSNSでよく目にする川越シンボル「時の鐘」が目に飛び込んできます。現在残る鐘は明治27年に再建されたもので、その鐘の音色は毎日6時、12時、15時、18時の4回、街中に響き渡ります。

「蔵造り資料館」では蔵の内部を見学できるだけではなく、古民具なども展示されており、川越の歴史や文化を感じさせる展示内容です。2019年に国の重要文化財に指定された「旧山崎家別宅」は皇族が宿泊する迎賓館としても知られる和洋折衷の洋館、和館からなる施設で、毎週末（土曜、日曜）にはガイドによるツアーで見学も可能です。

この通りには多くの飲食店が点在しており、重厚な洋風建築の「川越アートカフェ エレバート」や「百足屋」で軽く足を休めるといいでしょう。なお、「時の鐘」近くには、街並みに溶け込むようなデザインのスターバックスもありますよ。

「陶舗やまわ」では地元の陶芸作家の陶磁器を購入できると共に、川越名物のサツマイモ料理を併設の「陶路子（とろっこ）｣で味わえるので、お腹が空いた際には是非！こちらの建物はNHK連続テレビ小説『つばさ』の舞台にもなっているんですよ。

また「蔵造りの街並み」からほど近い場所に位置する「菓子屋横丁」では、懐かしの駄菓子、飴細工などを楽しめます。量り売りの飴で童心に帰れる「江戸屋」、麩菓子の「松陸製菓」など、男の小腹を刺激するお店がズラリ。

視覚と舌で楽しむだけでなく、王道の観光スポット巡りも忘れてはなりません。縁結びのご利益で有名な「川越氷川神社」では、夏になると1500個もの江戸風鈴が境内に飾られ、川越の涼を感じられるはず。（こちらの縁結び風鈴は、初穂料を収めれば持ち帰りも可能です）

独特のおみくじがSNS映えすると話題の「鯛みくじ」は、専用の釣竿を使って釣る一風変わったおみくじで、可愛い鯛さんは持ち帰りもOK！運を手繰りよせ、恋愛成就が叶うと噂なので、ぜひお家に飾ってみてくださいね。

また本川越駅から歩いて約10分程度の場所に位置する「丹徳庭園」では、200坪にも及ぶ枯山水とはなれの見学に加え、オリジナルランチも楽しめます。はなれには一棟貸しで宿泊も可能です。

このように川越は関東近郊の日帰り観光にピッタリな場所なので、一度訪れてみてはいかがでしょうか？ノスタルジックな光景と石畳、そして蔵造りの建物にきっと心が躍るはず。

中山競馬場　の住所	〒350-8601 埼玉県川越市幸町15-7
アクセス	西武新宿線「本川越駅」から徒歩15分 JR川越線・東武東上線「川越駅」から「蔵の街経由バス」乗車、「一番街」バス停で下車、徒歩2分
営業時間	各施設による